金融系システムエンジニアの適性がある人の特徴

金融系システムエンジニアになるには、ある程度適性が必要だとされています。
まず一つに、新しい技術と新しい情報を吸収、もしくは収集する能力が高いことが挙げられます。ITに携わる業界ではこの技術さえあれば一生やっていける、というものはありません。年々新しい技術が開発されるため、それらを柔軟に受け止められる人が向いています。そのためにも、新しい情報は常にチェックできることも同時に必要になってきます。

次に、コミュニケーション能力が高いことが挙げられます。システムエンジニアというと1人で黙々と作業をこなすイメージがある、という人もいるかもしれませんがそうではありません。実際には同僚や上司、仕事の請負先などと協力や話し合いをしながら作業を行います。
特に取引先との話し合いは重要なので、黙っているだけでは相手の無理な要求も飲み込んでしまう可能性があり、逆に自分の考えを押し通しすぎると交渉が上手くいかなくなるので、巧みに話し合いのできる人が会社からも好まれます。

次に、柔軟な対応ができる人が挙げられます。システムエンジニアは1つの役割を行うだけでなく、ちょっとした取引先からの依頼にも対応しなければならない時もあります。そのような場合に、自分の仕事に固執せずに対応できることが重要です。
また、理系が得意であることも強みになるでしょう。システムエンジニアの作業は論理的に行う必要がある上に、数学の力が必要とされます。よって、数学に強い理系の人は有利だと言われています。